Sa.yo.na…ra

Kotoko

Compositor: Iuchi Maiko

カタをならべたふたりののうりに
よっつめのもじうかんでた
ああ

であいはゆきのけっしょうそっとはらうほどう
こごえるほおにいっしゅんてんかされたきがした

そのままむかえたクリスマス イブ
まちはまるでケーキのくにみたいでなけた
きょうのためにうまれた
からだじゅうでそうつげた

とけてゆくゆきのあまいかおりとぬくもりにただゆめをみて
えいえんにもにたベルのねいろに「まほうではない」としんじた
どうしたの?ないているのかい
そううごいてほほなでたくちびるが
いま

さくらはまいはるもうららコートぬいだ
つないだてのあせにすこしてれたなつぞら

よかぜにさびしくなるよ
とおくなってくなつくさとはなびのにおいも
さめてゆくアスファルト
きせつはとまらない

おちばのようにかわいてゆくのもながれるときのせいにして
いとしすぎたかたごしのけしきもセピアいろにしはいされた
どうすればそのいろをみず
ずっとふたりかわらずにいられるの...だろう

もうすぐまちもそらもいてついてあわゆきいろにけされてく
かたをならべたふたりののうりに「さよなら」だけがふりつもる
けっしょうがおちてはきえる
そのむこうでやさしかったくちびるが
いま -サ ヨ ナ ラ
ああ

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